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May 2007
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お知らせ(7)
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洪水。かつては、もっとも人類を悩ましてきた自然災害でした。治水技術の進歩とともに、人々はみずからの手で河川の氾濫を防ぎ、台風がやってきたときの増水時期なども何とか乗り越えてきました。しかし、政府による治水工事だけではすみそうにありません。自己対策を訴える声が強いのもアメリカならでは。
昨年8月末に米国南部を襲ったハリケーン・カトリーナは、甚大な被害をもたらしました。あのニューオーリンズという大都市の8割を沈め、1800名以上の方が亡くなりました。やり場のない怒りは、全米を「総ウツ」状態にさせ、テロ以来の恐怖心を米国の人々に植え付けたと言います。世界最強の国の光景とは思えない映像の数々が、世界へ向けて報道されました。あれから一年、再び、ハリケーンの季節が始まろうとしています。自然災害ではありますが、一部には、事前対策の遅れ、貧困問題の放置、危機管理の不備などの「人災」が指摘され、山のように積み上げられた問題点には僕のような部外者でもただただ閉口するしかありません。
YOU'RE ON YOUR OWN
ニューオーリンズ市長選、現職の黒人市長が小差で再選 このハリケーン被害に関する報道を追えば追うほど、アメリカ的な部分が見えてくるようです。自己責任社会、自発的相互支援社会というアメリカのいい面と、所詮は、根本的な解決策を実行できないでいる(放置している)根強い問題点とが、明確になっていますね。
◆ 岩崎日出俊のブログ 「カトリーナは二極化社会に対する見方を変えたか」
“メディアはこの機会にアメリカが抱える貧困や不平等の問題について盛んに報道・・(しかし)アメリカ人の見方はあまり変わりませんでした”。・・へたな解決策は、余計な混乱を招くという教訓でもあるんでしょうか。興味深いです。 ◆ Help Neworleans HP 「お世話になった街に恩返し」 “カトリーナの後の初のニューオリンズ市長選挙・・黒人の投票率は低下”。・・音楽の街で、音楽とともに救援活動を続けてらっしゃる方々のブログです。 ◆ 気分屋は日々あお色 「NHKスペシャル『復興への行進』」を見て “人間の頭脳は進歩しているけど、その情報を扱う人間は精神的には全く進歩していない”。・・本質ですね。あ〜、この番組、見逃しちゃったなあ。 ◆ zitiken 「応益負担ではなく応能負担に」 “今回のカトリーナに現れた弱者切捨ての社会”。・・ハリケーンカトリーナの問題がアメリカの象徴。日本は今頃、そのアメリカを目指している、という問題提起をされています。
Posted by cancheer 05:39 PM | 固定リンク
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10年後の日本
いきなりTBごめんなさい。一緒にコメントしましょー。 「最新本にコメント!批評n比較」のサイトから Posted at 2006.06.24 15:38 Hiroさん、 「対策」以上のことはなかなかできないですからねぇ〜。あろうことか、飽きてくるんですよね〜。そう言えば私の親友が、阪神淡路で九死に一生を得た人間なので、ぜひ、もう一回、彼に尋ねてみます。 Posted by: cancheer: June 2, 2006 12:08 AM『気分屋は日々あお色』のhiroと申します。 |
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