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May 2007
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いよいよ興奮高まる、映画『ダビンチコード』の公開が近づいています。小説で読んだ方もたくさんいらっしゃるでしょう。ストーリー自体はフィクションですが、登場団体などの組織名を「すべて事実に基づいている」と著書が記述したことで大きな話題になりました。そのひとつが「オプス・デイ」です。
いよいよ興奮高まる、映画『ダビンチコード』の公開です。映画を見るためのページは、 ◆ 「サルでも分かるダビンチコードの面白さ」(最新) ・・・実は、この映画。予習もなく行くと、かなり難しいからです。 ◆ 「ダ・ヴィンチ・コードは事実から創作へ?」 ・・・2005年末に書かれた記事で、著者のサイトなどを紹介。 (以下の記事は、公開直前に書かれたものです。)
映画の予告編が最初に公開されたとき、このサイトでも「満点」だとご紹介したことがあります。事前の期待を十分満たす映像だったからです。もともと私自身が、英語と日本語の原書を読み終えてとても興奮していましたし、監督も、私の大好きなロン・ハワード監督だったことが大きいでしょう。おまけに、主演のトムハンクスは、私が選ぶ映画ベスト5で二作品(“The Polar Express”, “Forrest Gump”)の主人公でもあります。したがって、今回も彼への期待は特大です。たとえ、姉歯さん的なカツラのような髪型で、違和感を覚えたとしても、です。
もちろん、内容を詳細に書くわけにはいきませんが、物語は最初から、あるキリスト教団体の存在を浮かび上がらせます。それが《オプス・デイ》です。『ダ・ヴィンチ・コード』では、影響力のある超保守的ローマ・カトリックの一派とされ、肉体修行を特色とする(a powerful, ultraconservative Roman Catholic faction riddled with sadomasochistic ritual)などと紹介されています。同小説の大ヒット、映画公開を受けて、困ったのは彼らオプス・デイの人々であり、また、その他キリスト教団体も相当の反発を表明しています。タイム誌は、彼らへの直接の取材を敢行しました。
THE WAYS OF OPUS DEI
映画「ダ・ヴィンチ・コード」に対して・・《オプス・デイ》
同声明文は、内心の怒りを比較的抑え、大人としての表現に徹しており、一読されることをお薦めします。その上で、映画は映画として楽しみ、事実に興味のある方はみずからお調べになるのがよろしかろうと思います。幸い、賛否両論、関連本にも事欠きません。ただ、私は歴史学出身なので、敢えて言えば、人の思惑の積み重ねで歴史が作られてきたのは当然のことなのだろうと思います。したがって、神の概念がどうであろうが、あるいは神を信仰することの意義がどこにあろうとも、なぜ、このような宗教が成立し、なぜ、人々の厚い信仰を集めたのか、そこには、誰がどのように関与したのか。こうした疑問をひとつずつ解消しようとして「無理をする」と、『ダ・ヴィンチ・コード』のような面白い物語に結実するのでしょう。
ただ、いずれにしても、名画に秘められた謎なんていうことは、実際にあったと思いますし、それが当時も、今日も、話題になっているのは、人間の性なんだろうと、つくづく感じます。
◆ どいつぱりプらぷら 「パリからブログ更新中♪」
“ダ・ヴィンチコードツアーの計画を練った・・、いざ出発〜〜♪”。・・写真付きで物語の舞台を紹介してくれています。 ◆ 世に倦む日日 『ダ・ヴィンチ・コード』 “ 文章に奥行きと味わいがない。小説と言うよりも映画の原作のドラフト”。・・この方の文章は本当に面白い。さすが、有名なサイトです。内容については、映画観賞・小説読破後にご覧になったほうがいいと思います。 ◆ カプチーノを飲むあいだ “ 都内にいくことがあったので、ダヴィンチコード展を見てきました”。・・このように映画がきっかけになって、色々と調べておられる方が増えるのはいいことですね。 ◆ 赤いサムライ 「ダ・ヴィンチコードの盗作疑惑」 “その判決では作者のダン・ブラウンさん側の勝利・・裁判官のスミスさんの判決文が話題となっているようです”。・・話題がエンタメ化しているのも滑稽ですよね。
そうそう、作者ダン・ブラウン氏と言えば、なかなかのハンサムでも知られていますが、そんな彼の偉大な著書が盗作疑惑で訴えられたという事件もありました。事実曲解やら、宗教冒涜やら、挙句の果てには盗作捏造やら、売れっ子の言われようは大変です。観る人がすべてエンターテイメントだと決め込んでいれば、何の問題もないんでしょうけど、ね。さて、その判決は、無事、「無罪」。ところが、今度は、その判決文に裁判官が暗号を仕込んだとの噂が流れました。やれやれ・・マスコミは何かとバカだなと思いきや、事実だったみたいです(笑)。僕がバカでした。
「ダ・ヴィンチ・コード」盗作裁判、判決文も暗号入り
Posted by cancheer 04:37 AM | 固定リンク
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解禁プレミア試写会参加「ダビンチ・コード」カンヌ・カトリック・ソニー 騒動だ!
カンヌで話題 中国カトリックが反発! 全米でソニー製品不買運動と 世界同時公開から話題を呼んでいる ロンハワード監督 トム・ハンクス主演 「ダビンチコード」解禁プレミア・マスコミ試写会に 行って来ました。 朝8時30分からという 異例の完成披露試写会。 映画は... 「bobbys☆hiro☆goo☆シネプラザ」のサイトから Posted at 2006.05.19 00:17 きりんじんべ〜さん。 あれだけ面白く書くのも、作るのも大変ですよね。僕も現地に行ったことがないので、あのコンテンツはとても楽しかったです。 Posted by: cancheer: April 30, 2006 01:45 PMこんにちは!きりんじんべ〜です♪ もうちょっとストーリーに出てくる場面の写真を細かく紹介したかったのですが、フォトアルバムにもいくつか載せてありますのでもし興味があればぜひみてみてください。 私は高校がキリスト教で、聖書の授業があったので、この本はさらに興味深く、ほんとに一気に読んでしまいました。ダン・ブラウンの知識とそれを用いてこの物語を作った彼はすごいですね。 映画公開まであともう少しですね。とても楽しみです。 Posted by: きりんじんべ〜: April 30, 2006 05:58 AM |
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