cancheerの考え方
タイトル

<13>ペン型電子辞書からペンスタイルへ

日付

2005.10.07

入社後、調べるほどに、この「クイックショナリー」という商品には逆境が続いていることが分かりました。おかしいなあ〜。僕は、この商品の売れ行きに陰りの出始めた頃、ようやく興味をもって買ったのに、市場ではすでに「飽きられている」という。本当でしょうか。


この連載がお届けするのは、行き詰まりかけた事業
ペンスタイル辞書の復活をかけた実話です。 (^^;)


過去、三度の連載で、苦戦続きの理由をご説明しました。
1)店頭では、店員にすら背を向けられる商品。
2)詳細説明や試用実感の必要な商品
3)英語ブームの中、「読む」は負け組。



通販で売れている頃は、右手ウチワの商品だったそうです。掘り出しものを探したい通販業者側は店頭では扱いにくい品が大好きです。また、「クイックショナリー」は類似品がほとんどないことも重要な要件でした。ともかく私たちの会社は、日本語マニュアルを作って、せっせとサポートをしていれば、黙っていても売れたのです。


メーカーも、当社も、数をさばくことだけに興味のある通販事業者も、みんな商品には大して無関心のまま、利益折半で、売上が伸ばせまし