cancheerの考え方
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中国語学習的リンク

日付

2006.03.08


中国語を学習する身として、よく質問されることですがどうやって勉強するか。たとえば、中国語達人への道さんの《中国語学習法》には詳しく書かれてあったりします。また、大きめの書店に行けば、中国語の学習本は棚一列、あるいはひとつの書棚全体が中国語関連だったりします。大部分は基本編ですが、僕が考えるに、学習ポイント(関鍵)は中級編だと思います。

 

「世界の空」カテゴリーでは、米国を除く世界をご案内。
メインは「新旧」と「資共」が奇妙に同居する中国です。


僕のような中国語レベルで言うのも何ですが、できれば中級の手前頃から、ご自身の好きな教材あるいは好きな方面を見つけて、本物の中国語に触れ始めてほしいと思います。たとえば、好きな歌を見つけるとか、本、映画なんかで楽しまれるのはいいと思います。旅行書で空想するのもいいでしょう。お金があれば、今は、テレビ電話などの機能で全国どこにいても語学学校に通えたりします。


え?中国語ばかりの本、歌、映画では理解できないから困ってるんだって?でも、基本的なことばかり書かれた教科書ばかりだと、中級にて行き詰ってしまいます。実際、そういう人が多いんです。つまらないんでしょう?だったらぜひ、こんな風に考えてみてください。

好きなもので学ぶ。


漫画や幼児書はいいですよ。日本の漫画ならドラえもんでも、安達充作品でも、ドラゴンボールでも・・内容はすでにご存知のはず。とにかく分かりやすいものを選んでください。中には、ピンイン付きの本もあります。歌なら、メロディにのせて歌詞を口パクしてみてください。映画はぜひ、字幕が観られるDVDをご覧になってください。要は、中国語のリズムや言い回しに慣れることです。分からないままでも楽しめればいいんです。ここでは発音、リズム、間合い、相づち、さらには身振りや手振りを真似ることだけ心がけてください。これが、後になって、非常に効果を発揮します。



「十万個為什麼」〜十万ものなぜ〜(北京少年兒童出版社)

シリーズ本です。類似本にはピンインがありませんので注意。

僕が留学していたとき、「中国人かと思ったよ」ってよく誉めてもらいました。決して、自慢したいんじゃないんです。そのカラクリは、間合いと相づちと、時々の動作にあったんです。その証拠に、僕がほとんど中国語を口にしていないときでも、たびたび誉められました(笑)。実は大したレベルではなかったのです。とことん短い言葉で、中国の人々を真似て、すぐ相手に質問などで返します。こうすると、中国の人は自然に、そして好意的に接してくれます。中国語ができない外国人として、こちらがあしらわれることも少なくなります。


ま、時間稼ぎですけど・・そのおかげで、日本人的な変な癖も少なくなってきます。ぜひ、初級から中級にかけて学び始めてほしいサイトを紹介しておきます。まず、上記の本や歌や映画などの学習材料をネットで購入するなら、「卓越網」(joyo.com)を試してください。あのAmazonが買収したサイトで、本来なら“Amazon.china”と言ってもらったほうが分かりやすいかもしれませんね。日米のAmazonで買い物をすることが多い僕としては、ここも非常に便利です。送料が高いのは難題ですが、本一式やDVDを買う場合は、僕が上海で直接買いあさったときより安くすみそうです。

外国資本による中国の小売り分野への投資も日ごとに増加している。2004年8月19日には、ネット書籍販売大手のアマゾンが、書籍やゲームなど文化製品を売る「卓越網」の株を100%取得し、外資による大規模な出版投資案件の1つとなった。 (人民網日本語版、2006年2月23日)



また、お金を使わなくても中国のテレビ放送をパソコンで見ることができます。ブロードバンド環境は必要ですが、「央視網絡電視」(iCCTV)のサイトから、専用ソフトをダウンロードすれば、10以上のチャンネルを切り換えて観ることができます。《互動直播平台下載》のアイコンを探してみてください。そのソフトの画面イメージはこちらです。



さらに、中国のことを心底理解したい方で、社会派の方ならぜひ「焦点訪談」をご覧ください。かなり具体的な社会問題を取り上げています。いわゆる中国版の報道特集(TBS)と言えるでしょうか。映像もありますし、紹介される内容はスクリプト付です。文章を見ながら音声を聞き、映像によって大体の内容は理解できると思います。



他にもお薦めしたいサイトはたくさんありますが、文章×音声×映像がワンセットになっているとしたら、やっぱりDVDがいいですかね。もし先ほどの「卓越網」が、中国語ばかりで不安だという方は、日本語で安心できるサイト「yesasia.com」の映画コーナーはどうでしょう。台湾や香港のものが充実しています。ただし!リージョンコードには注意してくださいね。中国の市販のDVDは、日本のプレヤーで再生できないことも多く、リージョンフリーに対応したプレーヤーか、パソコンにフリー化ソフト(僕はDVD Region+CSS Free Liteを使用)を購入してインストールする必要があります。


その他、皆さんが中国語の中級に近いレベルなら、ネットの掲示板なんていいかもしれません。日本語の掲示板と同じく、きれいな中国語とは必ずしも言えませんが、口語に近い小気味よいやりとりがかいま見えると思います。

あと、中級編に向けてのお薦めサイトを簡単に添えておきます。


CRI(中国国際ラジオ局)です。日本語・英語版もあります。
漢字変換道具で、簡体語、繁体語、日本語の漢字変換が可能。
BBC中国版など、中国外のサイトを使う手もあります。
 (その他、僕の趣味では日経BP日経新聞CNETNHKの中国版)
◆ネットサーフィンも語学学習にはなかなか面白いです。
 (たとえば検索ではGoogle百度、ポータルではYahoo!新浪網網易
◆オークションで単語を覚えるのはどうでしょう。eBayです。
中国情報局は経済情報、ALA!中国は都市情報、ともに日本語。
◆リンク集なら中国語ジャーナル中国語ブックストアが丁寧。

僕に言われなくても十分、ご存知だったかも。がんばりましょう!


 


▼中国語学習に関する情報を公開されているブログです。

# zyh@中国語学習中さん
 “「ABC」=帰国子女を指す・・何故?英語が堪能だからか?違う!”
# 『中国語ジャーナル』的博客さん
 “最近iPodnanoを手に入れたので、中国語のPodcastを探してみた”
# 中国語学習中〜〜さん
 “ 中国語教室で勉強したこと・・「中国語が面白いほど身につく本」”
# 体験ブログ中国語会話編's エコログさん
 “失恋したらどうします?・・こういう会話文って覚えやすい”
# baobao的乱七八糟中国語日記さん
 中国語での日記でがんばってる方です。ちょっとスランプ気味?

 

Posted by cancheer 09:25 AM | 固定リンク
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