cancheerの考え方
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光の世界を堪能する観光トンネル

日付

2006.02.23


上海ディズニーランドに先駆けて、きらびやかなアトラクションが楽しませてくれます。上海の繁華街と金融街を結ぶカプセル型の乗り物です。日本のマスコミで取り上げられていましたが、顧客の数はチラチラ程度。僕が乗車したときは、独占できました(笑)。改良の余地は多いですが、なかなか楽しい乗り物でした。

 

「世界の空」カテゴリーでは、米国を除く世界をご案内。
メインは「新旧」と「資共」が奇妙に同居する中国です。


上海の観光客がほぼ間違いなく行く場所。それは外灘(バンド)と呼ばれています。観光ガイドにはたびたび登場する場所であり、あの近未来的なデザインをしたテレビ塔(東方明珠広播電視塔)も外灘の対岸にあります。Wikipediaの中国版【GO】に解説があります。1838年、上海はまだ海に面した湿地帯でした。しかし、英米が進出して租界建設が始まると、立派な建物が続々と建てられました。租界時代の上海の建築物は、共産党政権が樹立されたときも大いに活用され、今日に至ります。





東に南京東路、河(黄浦江)をはさんで西にテレビ塔がそびえるこの両岸を結んでいるのが、観光トンネル【GO】(上海旅遊網)です。フランスの技術を採用したという無人の車両が往来しています。わずか650メートルほどの旅程ですが、多彩な光が演出するトンネル内の風景が、見事です。「たった、これだけ?」と書かれた旅行ガイドも見られますが、遊園地のアトラクションだと思えば、30元(地下鉄を使えばわずか3元なので少し高い)の価値は十分あります。





●上海 観光トンネル 〜上海エクスプローラー

 観光トンネルは、黄浦江の下を抜け、外灘地域と浦東新区陸家嘴地域を結んでいる。・・全長646.7メートルでほんの5分ほどの道程。本来真っ暗なトンネルだが、きらきら光る電光が施されており、進むにつれ異なる何通りかのパターンが用意されている。子供達は大喜びである。・・【続きを読む】



 
 


観光トンネルと言えば、帰国後のニュース(China.com【GO】)で気付いたのですが、「性文化展」が開催されていたのですね。もう一年になるのだそうです。記事によると、この性文化展は1999年から開設されたらしいのですが、宣伝もせず、ひっそりと開設したことが原因で採算が合わなくなり、一度、上海から撤退していました。そして昨年の初め、観光トンネルが性文化展を開催することにより、ブレイクし、12万人の観光客に恵まれたと書いてあります。5人に1人は海外からの客だったそうです。


そう言えば、南京東路の和平飯店の隣で、大人のおもちゃ(らしき)専門店があったりして、性に対する開放的な意識が中国でも目立つようになってきました。何だか、段々、欧米・日本の風景と変わらなくなりつつあるようですね。

 


▼写真ブログ2つをご紹介します。いい写真を撮りますね〜。

# 上海まるまるさん 
   “ 今日は、外灘サイドのベストショットがとれたのでチラッとね”
  →確かに。これぞ外灘。すんばらしい〜♪

# めおと上海生活(旧:北京的生活)さん 
   “ 乗るサマは、そぅ、あのディズニーランドって感じ”
  →他の記事もいい。写真旅行ブログの見本みたい。

 

Posted by cancheer 04:42 AM | 固定リンク
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