cancheerの考え方
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温暖化論争は行動へと変わるか

日付

2006.04.17

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タイム誌が指摘していた温暖化(Global Warming)の警告は、少し前に遡ることができます。そう言えば、米・クリントン時代の副大統領ゴアさんはこの問題に大変熱心でした。そしてブッシュ現大統領に、選挙で破れ、同国の環境背信政策が始まったのです。

 

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こちらは、温暖化を警告する写真家Gary Braasch氏のサイトです。もっとも理解しやすい氷河の現実を示して、この問題に警鐘を鳴らし続けているのです。一部、氷河に閉ざされていた地域は、茶色い地表を露出させ、生命の息吹をたたえています。ところが、この現実は、恐るべき将来を暗示しています。ま、ご存知の通りですね。

 

温暖化で固有種大量絶滅の恐れ・国際チーム
 地球温暖化が現在のペースで進むと今世紀中に、希少動植物が集中して生息する地域で、そこにしかいない固有種の大量絶滅が起こる恐れが大きいとの研究を、カナダ・トロント大などの国際チームが14日までにまとめた。 (NIKKEI NET、2006年4月14日)

温暖化防止へ第一歩、米上院委員会が「気候会議」
 米上院エネルギー天然資源委員会は4日、温暖化防止に向けた規制のあり方を協議する「気候会議」をワシントンで開いた。この会議は、温室効果ガスの排出削減法制化に向けた第一歩と位置づけられており、京都議定書への反対を鮮明にしてきた米議会が大きくカジを切ったことを示すもの。 (YOMIURI ONLINE、2006年4月5日)




科学者の間での長い議論は、ようやく終止符の兆し。ただし、これは科学論争の話ではありません。政治の世界がいよいよ動き出したからです。世の中の大勢を動かすのはやっぱり政治だと思います。かつて、(僕自身があまり信用していない)小泉さんも、「日本の総理大臣は絶大な権限があるんです」とおっしゃっていました。アメリカの環境政策が舵を切り、世界のルールの実効性が明確になったとき、もはや温暖化は、喫緊の政治案件になるはずです。

 

温暖化の科学的根拠を議論するほど、僕の脳みそは精巧にできていません。ただ、地球環境に思いをはせ、国際的な共通のルールを作ることの意義は、とても感じています。近い将来、僕らは避けられない将来を直前に迎えています。世界的な人口増加と経済発展。地中深くに封印されていたエネルギーはCO2となって、大気へと大量に放出されます。ジャングルや木々も、耕地(居住地)拡大にともなって次々と焼かれていきます。地表の氷河が少なくなれば、太陽光は熱として大地に吸収されます。2005年に記録した世界の平均温度は、すでに過去最高だそうです。科学的な議論の決着の前にやらねばならぬことはあると思います。

 

TIME :: Photo Essay | Ice, Wind and Fire
Environmentalists and lawmakers spent years shouting at one another about whether the grim forecasts were true, but in the past five years or so, the serious debate has quietly ended. Global warming, even most skeptics have concluded, is the real deal, and human activity has been causing it. If there was any consolation, it was that the glacial pace of nature would give us decades or even centuries to sort out the problem.
But glaciers, it turns out, can move with surprising speed, and so can nature. What few people reckoned on was that global climate systems are booby-trapped with tipping points and feedback loops, thresholds past which the slow creep of environmental decay gives way to sudden and self-perpetuating collapse. Pump enough CO2 into the sky, and that last part per million of greenhouse gas behaves like the 212th degree Fahrenheit that turns a pot of hot water into a plume of billowing steam. Melt enough Greenland ice, and you reach the point at which you're not simply dripping meltwater into the sea but dumping whole glaciers. (TIME、Apr. 3, 2006)


タイム誌の記事のある通り、もはや、悠長な氷河の移動というレベルではありません。グリーンランドでは、氷河の地滑りにとどまらず、氷山の沈没・消失という事態に至っています。その他、アメリカ本土でも、ハリケーンを始めとする異常気象が続いており、もはや人々の不安(Such public stirrings)は、書籍コーナーをにぎわせるだけではすまないとも報道されています。僕自身は、過去のコンテンツで何度も取り上げていますが、映画『DAY AFTER TOMORROW』をご覧になって、世界のみんなが心をひとつにしてもらいたいと願うばかりです。

 

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◆ 温暖化いろいろ〜ネット新聞『JanJan』の、市民記者ブログ
“こういう叱咤激励のメッセージが出るようになったこと自体が、前向きな変化”。シアトルウィークリー誌の仮訳(Warm Globally, Act Locally, -By Geov Parrish)をしてくれています。 “ラブロックの温暖化手遅れ説について”。を書かれた記者も。

◆ 機械設計が好き
“ やっぱり気になるので、地球温暖化に関係する記事をちょっと集めてみました”。第三弾だそうです。クリントン前大統領がブッシュ政権を批判するという記事も引用してあります。民主党政権奪取の目玉となるか!

◆ ジョージのブログ (by Fugafuga Lab.)
“先日ジョージは、記者団から地球温暖化についてこんな質問を受けました”。・・このサイトはいつも笑わせてくれます。いや、この方からすると、ジョージ(ブッシュ大統領)がいつも、笑わせてくれるのかもしれません。

 

 

温暖化を学ぶのに、お薦めのサイトはたくさんありますが、ここは、“Koshland Science Museum”をのぞいてみましょうか。音声付でとても楽しいですよ。また、平易な英語で書かれている“TIME Kids”“BBC Kids”などもお薦めです。

 

 

Posted by cancheer 03:16 AM | 固定リンク
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「博多っ子の元気通信」のサイトから
Posted at 2006.04.17 07:11
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