cancheerの考え方
タイトル

英語のライティングは不要か

日付

2005.10.07

「英語野郎」が掲げる第三の迷信「ライティング」。
そう言えば、英語で書きものをするって言っても、普通の人にそんな機会はないですよね。せいぜい、「読む」までです。ところが、書店に行くと、書き方ガイドなんかが結構売れていたりするんです。


新コーナーの「英語を学ぼう」がお届けするのは、
お薦め学習方法や教材、その他ヒントになる情報などです。





迷信3.ライティング
「4つのスキルのうち、ライティングは仕事で英語を使う人以外には不要な能力」

これは迷信でしょうか。
僕の、『世界、ちょいびき!』的回答は、敢えて挑戦的に申し上げましょう。「書く」能力は、後回しにして構わないスキルです。


本当の模範解答は、あらゆることが大事!なんて答えればいいのでしょうね。わざわざ敵を作んなくても、あれも大事、これも大事と言っておけば、無難なんです。しかし、そこはちょいびき!反骨精神と目立ちたいがための回答をさせてください。理由は、以下の通りです。


「書く」というのは、「話す」に比べて、はるかに形式的で、かつ正式な情報発信能力です。考えていただければ簡単ですが、日本語でさえ、書くことは大変難しいものです。だから、「書き方ガイド」や「文書テンプレート」なるものが、あれだけ売られているのです。

英語も同様。英語版、メールや手紙の書き方という主旨の本は枚挙にいとまがないくらいです。最近では模範文例を探せるものまで登場しています。例文をベースにしながら、自分の言いたい単語を置き換えていけばいいのです。




そんなことより、僕は2つのことを先に提案させてください。
1)どう書くかではなく、何を書くかにもっとこだわってください。
2)書くよりも、人がどう書いているかを、しっかり読んでください。

以前にも提案したことですが、インプットの量とアウトプットの質が、外国語学習には重要です。





どう書こうかなんて和英辞典と格闘して悩むくらいなら、日頃からたくさん読んで使ってみたい表現をストックしておけばいいのです。僕がいざ英文で書くときには、その時々の言い回しをGoogleに放り込んで、いくつかのサイトでの使われ方をザッと読みます。その上で、気に入った表現のものを真似てみるのです。

また、何を書こうかということが実は重要で、それは、日本語・英語に限らず、いつも色々と考えていれば、サッと出てくるのです。ちょっとユーモアを聞かせたり、自分の感情を吐露したり、相手の思いやりを示したり、さらには嫌味のない程度に新しい知識を贈り物として添えてあげたり。




そう考えると、「書く」とは、いざ書くときになって何かを参考にすればいいのだと分かるはずです。僕のお薦めは、今のメール時代にぴったりの『E-DIC』。英語の例文集です。朝日出版社が誇る口語辞典・俗語辞典、そして専門用語集などのラインナップを惜しげもなく、『E-DIC』に放り込み、それでいて約4000円。




僕はひと目見た瞬間、買ってしまいました。

この商品の使い方については別途、取り上げたいと思います。


さあ、お待たせしました。「英語野郎」の見解は・・・、残念!!
この先は、どうぞ書店でね。




《参考サイト》
ビジネス英語雑記帳 (こちらは、きれいにきちっと見解が書かれています)
英文ライティングの基礎練習 (ご自身で勉強しながらの助言、すばらしい)
English learning tips (レオーネ先生の対訳教室)


Posted by cancheer 05:39 AM | 固定リンク
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