RECENT ENTRY
水時計−時を刻む水の滴
ポセイドン見て、おぼれ死にかける またハリケーンがやってきますよ プロ野球から草野球までデータ野球 忘れモノをめぐる日本の均衡点 遺産を守るのが進化のバロメーター 今年買った本のお薦め(更新) サルでも分かるダビンチコードの面白さ 緑の選択、復元・復興・再生 炭酸締出し、わざわざ政治がやること? ナイロビの蜂に見た思いあがり ロシアの「今」で民主主義を考える 世界の100人に選ばれた小泉首相の実績 地球を画面に感じる、プラネットアース 竹島問題にて、「売国土」は売国奴? 「V」が示す自由への自負と警鐘 北朝鮮の、遠かざる夜明け ベトナム経済の再起動、日本も協力 ダ・ヴィンチ・コードは事実から創作へ? 広告ビジネス新時代の競争に「看板」
May 2007
CATEGORY ARCHIVE
お知らせ(7)
本物の英語情報:Magazine; Books; Movies(73) 英語を学ぼう:Let's English(11) 世界の空(中国特集):World and China(14) いいじゃない:Don't worry(20) かわいい兄妹:Tecodeko(28) |
わずかひと月ほどの間で約三万人が命を落としました。大戦末期、日米ともに要所として激しい死闘を繰り広げた、この硫黄島。山の手線の内側の面積にもはるかに及ばない、小さな島でした。米軍がこの地を制した瞬間の写真が、全米を熱狂の渦に包みました。 「本物の英語」がお届けするのは、 映画・雑誌・洋書等のガイダンスです。
この物語は、 ふたりの共著(James Bradley with Ron Powers)です。
In this unforgettable chronicle of perhaps the most famous moment in American military history, この忘れがたい歴史的瞬間は、もっとも有名なもの、アメリカの軍事史において James Bradley has captured the glory, the triumph, the heartbreak, and the legacy of the six men who raised the flag at Iwo Jima.
今回、最大の話題になっているのは、日米双方の視点から映画を製作する点。
《Eastwood to show both sides in WWII battle》 Actor/director Clint Eastwood is working on two films that will tell the story of the World War II battle of Iwo Jima from both sides. "Flags of Our Fathers," telling the U.S. perspective of the battle, and the tentatively titled "Lamps Before the Wind," telling the Japanese side, will be released simultaneously, Time magazine reports. Eastwood is scheduled to start shooting "Lamps" in February, Time says in the issue on stands Monday. "Million Dollar Baby" writer Paul Haggis wrote "Flags" while the companion film was penned by Japanese-American screenwriter Iris Yamashita, Time said. The two films will focus on the clash of cultures as well as clash of wills between U.S. soldiers and Japan's military, Time said. 原作者ブラッドリーの話が、映画の公式サイトで紹介されています。硫黄島で星条旗を掲げたのは、何を隠そう、彼の父だったのですからあの6人のうち、3人は国に帰ることなく島で亡くなり、彼の父は帰国して1994年に他界します。 “In the beginning, I didn’t set out to write a book, 「最初、私は書くつもりでなかった 本を I set out to find out why my father had been so silent about his experiences. It was only after speaking to many Iwo Jima veterans and relatives of the flagraisers that I thought of writing the book.” “My father was a corpsman. He was constantly running from one broken body to the next. He probably held 200 young boys in his arms as they were dying. He had a lot to not talk about.” 星条旗を掲げた6人。その中に父を抱えた作者が見出したものとは・・。映画が待ちきれない人はぜひ原作を手にとってみましょう。実は、その1章のみ、サイトで公開されています。
For these six, history had a different set of agendas. この6名、歴史は異なる課題を与えた。 Three were killed in action in the continuing battle. Of the three survivors, two were overtaken and eventually destroyed--dead of drink and heartbreak. Only one of them managed to live in peace into an advanced age. He achieved this peace by willing the past into a cave of silence. My father, John Henry Bradley, returned home to small-town Wisconsin after the war. He shoved the mementos of his immortality into a few cardboard boxes and hid these in a closet.
また、日本の視点になったとき、もうひとつの作品が示すのは何でしょう。日本人のための作品になるのでしょうか。武士道精神を示すかのような屍の山を前に、美しい死だと位置づけるのか、哀れみの風景にするのか、非常に興味があります。
#「太平洋戦争における、硫黄島の戦いを描いた2本の映画を同時に公開」(期待大)
Posted by cancheer 06:19 AM | 固定リンク
この記事のトラックバックURL:http://kupppy.s57.xrea.com/x/mtsys/mt-tb.cgi/290 TRACK BACK
バロン西
硫黄島での戦没者追悼式が今日行われたというニュースを読んで、思い出したのは「バロン西」こと西竹一陸軍大佐、陸軍戦車第26連隊長にまつわる美談です。 「オリンピックの英雄バロン西、君を失うことは惜しい。... 「Adazakura's Weblog」のサイトから Posted at 2005.11.17 10:44
クリント・イーストウッドが「硫黄島」ですか・・・
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051017-00000035-kyodo-entこのニュースにある「硫黄島」を舞台にしたクリント・イーストウッドの新作映画はちょっと気になりますね。硫黄島とは言わずと知れた太平洋戦争の大激戦地で東西8km、南北4kmの小さな島で日本軍約2... 「マラヤの猫」のサイトから Posted at 2005.11.18 02:21
出発は遂に訪れず…
島尾敏雄著『死の棘』、ついで、『出発は遂に訪れず』を読んだ。既に本は図書館に返 「無精庵徒然草」のサイトから Posted at 2005.11.18 08:06
ジョージ・ワシントンの桜の木の逸話
昨日のラジオでアメリカ合衆国大統領ジョージ・ワシントンの桜の木の逸話が話題に上っていた。 その逸話というのは、「アメリカ合衆国の初代大統領、ジョージ・ワシントン(1732??1799)は少年時代、父親が大事にしていた桜の木を斧で切ってしまったのですが、正直に... 「無精庵明月記」のサイトから Posted at 2005.11.18 13:30
『あの戦争は何だったのか』 太平洋戦争の真実
著者:保阪正康 書名:あの戦争は何だったのか 発行:新潮社 詳細度:★★★★★ 昭和史に関する著書の多い評論家、保阪氏による太平洋戦争の総括。 「あの戦争にはどういう意味があったのか、何のために310万人もの日本人が死んだのか、きちんと見据えなけれ... 「粗製♪濫読」のサイトから Posted at 2005.11.18 18:34 |
|