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May 2007
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タイム誌がスピルバーグ監督に独占インタビューしたときも、『世界、ちょいびき!』で取り上げましたが、ついにその問題作が日本公開です。日本の多くの人の感想は、「重い」「つらい」「感動した」のようです。テロの悲惨さを伝えるには十分すぎるくらいリアルな映像が続きます。目をそむけたくなる緊迫シーンの次には、突如として画面を包む爆発の衝撃で、また目をスクリーンに戻してしまいます。私たちがこの映画を観たとき、なぜ、重たい雰囲気が残ってしまうのでしょうか。無力感でしょうか。絶望感でしょうか。勧善懲悪では描けないこの問題の複雑さに対し、監督は、「(両方に)生身の人間がいる」と提起しています。・・ ぜひ、英語も楽しんでください。
もちろん、スピルバーグ監督の視点は、暴力の連鎖に対する反対です。しかし映画は、できる限り中立に描くことで、作品にリアリティと説得力をもたせようとしたのだと思います。主人公をずっと見ていればお分かりになるでしょうが、自分自身が狙われるという恐怖を知ることによって、みずからの職務に対する疑念が生じます。敵を着実に殺していっているはずなのに、奴らはいくらでも湧いて出てくる。そして逆に、自分の仲間が消されていく。彼はこのとき初めて、暴力の連鎖が意味するところを感じるようになります。
イスラエル政府のこうしたテロ国家のような実態が明らかになってからは、彼ら自身の足元でも多くの批判が沸騰しました。せめて、適切なプロセスやルールをもって、慎重に、「力」の行使をやってもらいたい。そのための協力を、日本や周辺国、力のある国々が取り組んでいくしかないと思います。「暴力」は連鎖になるがゆえに許さない。今一度、当たり前のことを肝に銘じたいです。
# ミュンヘン@映画生活
Posted by cancheer 04:40 AM | 固定リンク
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