cancheerの考え方
タイトル

<05>お客様に伝わるまでの距離

日付

2005.09.06

僕自身がこの「クイックショナリー」を買うときに色々調べ、そして考えたことが、入社した後、役立つことになります。とりあえず、話を進めちゃいましょう。
僕の不安は、自分のニーズとこの商品に感じた魅力とが、果たして本当に可能なのか、という点でした。


この連載がお届けするのは、行き詰まりかけた事業
ペンスタイル辞書の復活をかけた実話です。 (^^;)



そこで、この商品の開発企業に直接尋ねてみようと考え、僕の今の会社の直販サイトにたどり着きました。念のため、サイトの隅から隅まで読み、当たり前の質問をしないよう、入念にチェックしてメールにしました。
お客様にとって、通販などへの問い合わせというのはこれくらい距離感があるものなのです。販売側がこの点を軽視していると、実は多くの注文を逃していることになります。


このとき、メールの相手をしてくれたのが、今、僕のもとで一緒に仕事をしてくれている女性です。とてもかわいい、たくさんのお子さんを抱える母親でありながら、人いち倍の責任感で、僕を助けてくれています。まさか、一緒に仕事をすることになろうとは、夢にも思いませんでした。



当時、彼女からは、大変丁寧な回答が返ってきました。その中で、ふと気になった言葉は次のようなものです。
○「スキャンする角度や、止めなどのコツを覚えていただければ」
○「店頭のサンプル機でうまくいかなかったとしましても、どうかそこだけで判断されず・・・」
○「ご年配の方で多いのが・・・」と始まり、10行近い説明が加えられていました。


この商品の基本機能「なぞるだけ」というスキャン機能は、実は相当な注釈を加えられないと理解されないのです。いかに、この点で苦戦しているかが感じられました。


世の中には、「本当はいい商品なんだ」と売れていない現状を嘆くだけの経営者がたくさんいます。しかし、そういう方に限って、露出していればお客様に知ってもらえると思い込んでいます。誤解や偏見を乗り越える。情報発信にはここまでの努力が必要です。

ペン型電子辞書は、この課題にずっと悩まされ続けることになります。

ちなみに、企業と顧客との距離感を埋める試みとしても、コミュニティマーケティングなる考え方に関心をもってらっしゃる方の記事がありました。僕がいま進めている試みは、これにあたるの??



Posted by cancheer 03:05 AM | 固定リンク
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