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April 2006
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さらに悲惨な現実に直面します。日本は、今、空前の英語ブーム。しかも、TOEICと英会話に二極化しています。簡単に言えば、「読む」「書く」「話す」「聞く」の中で、「読む」の比重が著しく小さくなり、点取りテクニックが台頭してきた、という感じです。 この連載がお届けするのは、行き詰まりかけた事業 ペンスタイル辞書の復活をかけた実話です。 (^^;)
ただ、僕の周りを見渡すと、いまだ電子辞書を持っていない研究者や学生さんがいます。もし、英語にふれる機会がパソコンを使うときなのだとしたら、今やオンラインで手軽に、しかも無料で英語辞書のデータベースを使うことができます。逆に、ひとりで二台くらい持っている社会人の方もいますね。
代表的なオンライン英語辞書では、 日本ではアルクのサイトにある“英辞郎” 英英では固有名詞なども充実した“American Heritage” など、他にもたくさん便利なサイトがありますね。
通常の(キーボードタイプ)電子辞書を使いこなせない層を拾うか、 「読む」ことの意義を訴えて、英語学習の正論を提案するか。 前者は、“風”次第です。 「クイックショナリー」を開発した海外メーカーは、日本の硬直した市場に苦戦しました。この会社は本来、教育市場に強く、欧米の市場に見事食い込んだものでした。しかし、日本市場では、つい最近までアプローチすらできずにいました。閉鎖的・保守的と言えばそうですし、品質重視でレベルが高いと言えばそれも真実です。 むしろ、彼らにとって、いやウチの会社も含めた日本の販売事業者が考えたのは、当時、成長の絶頂期だった通販での販売でした。キーボードを「押し押し」する既存の電子辞書では嫌だという高齢者の方などに対し、「なぞるだけで簡単!」とPRすれば、売れるのですから。こうして、キワモノ商品という切り口で通販各社はこぞって飛びつき、ほんの一時は右手ウチワの商売ができそうな勢いだったのです。
![]() 僕の私見で言えば、これは日本の販売事業者の時宜をとらまえた見事な方法であり、逆に、この商品やコンセプトを育てていこうと考えなくてはいけなかった人間(メーカーの当時の担当者)にとっては、必ずしもいい結果にならなかったと考えています。それは、今の日本の市場での状況を見れば、あながちはずれているとは思えません。当社のやってきたことが正しかったかどうか。これは、この商品を使い捨てにすればいいと考えるのか、大型商品として育てて広げていきたいのか、によるでしょう。
Posted by cancheer 01:12 PM | 固定リンク
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