cancheerの考え方
タイトル

ハリーポッター映画のための第四作

日付

2005.11.24

ついに、待ちに待った『ハリーポッター 炎のゴブレット』、公開です。映画のほか、オフィシャルサイトにもお金がかかっています。クリックするごとに広がる新しい世界は、映画を見た人なら、なおさら楽しめるかもしれません。アメリカの公式サイトに行ってみましょう。


「本物の英語」がお届けするのは、
映画・雑誌・洋書等のガイダンスです。


原作を精読している妻に連れられてのことですが、先行公開を見てきました。本当にすごい。第四作「炎のゴブレット」は、とりわけ、映像にするために用意されたような回だと思えました。前作からのつながりを踏まえつつも、何かが変わるという雰囲気をたっぷりかもし出し、予告編の映像で世間を魅了する。僕は、他の点でも学ぶところ、アリアリでした。


さて、サイトに行って遊んでみようと書きましたが、第四作のサイトも、各国版があります。アメリカ版が一番面白いのかな〜。
ハリーポッター 炎のゴブレッド
《アメリカ版》
《英国版》
《日本語版》




アメリカ版サイトのメニュー構成は複雑ですが、実際、各メニューに入りますと、明確です。

1) Goblet of Fire →映画紹介、登場人物など
2) Mad Eye Moody →新登場する謎の人物
3) Yule Ball →ダンスパーティ、初恋の予感
4) Triwizard Challenges →今回のメインはこの大会
5) The Dark mark →次回以降の伏線となる闇の世界




ただ、サイトを楽しむ前に、この物語が英語でどう表現されているか、確認しておきましょう。言うまでもなく、本作は、ホグワーツ(Hogwarts)魔法学校で学ぶハリーポッターの成長を描いた作品です。全七作のうち、今回は四番目。


Each book chronicles approximately one year in Harry's life at the Hogwarts School of Witchcraft and Wizardry,
各冊が記すのは、おおよそ一年ごとの ハリーの生活 ホグワーツ魔法学校の

where he learns to use magic and brew potions.
そこでは、学ぶ 魔法の使い方や薬の調合を

Harry also learns to overcome many obstacles
ハリーは学ぶ 克服する たくさんの障害を

― magical, social and emotional ― as he struggles through his adolescence.
―魔法での、社会的な、感情的な―彼は生き抜く 青春期を。

(以上、Wikipediaの、Harry Potterページ。)


映画の全作も、Wikipediaにはそれぞれページが設けられています。すごい(笑)。映画は大成功(highly successful film)、もとになった原作は同じ名称でベストセラーになりました(based on the fantasy novel of the same name by best-selling)。

Harry

Hermione

Ron


【Harry Potter and the Philosopher's Stone】
第一作 賢者の石(2001年)

Harry Potter, a seemingly ordinary eleven-year-old boy,
ハリポタ、一見すると平凡な、11歳の少年

is actually a wizard and survivor of Lord Voldemort's attempted rise to power.
実際には魔法使いで、生き残りでもある ヴォルデモート卿の (彼は)権力を握ろうとした

Harry is rescued from his horrible Muggle relatives and
ハリーは救われた ひどい親戚から

takes his place at Hogwarts, where he becomes friends with Ron Weasley and Hermione Granger.
彼の本来いるべきところ ホグワーツへ そこで友達になる ロンやハーマイオニーと。


第二作 秘密の部屋(2002年)

Harry Potter returns to Hogwarts for his second year,
ハリポタが戻る ホグワーツへ 彼の二年目。

but a mysterious chamber hidden in the school is opened
しかし秘密の部屋 学校に隠されていて 封印が解かれてしまった

and Muggle-born students are Petrified by an unknown agent.
そしてマグル(非魔法族)の血を引く生徒たちが石にされた 何者かによって。


第三作 アズカバンの囚人(2004年)

A mysterious convict, Sirius Black, escapes from Azkaban and sets his sights on Hogwarts,
謎の受刑者シリウスブラックは 逃げ出した アズカバンから 目指したのはホグワーツ。

where dementors are stationed to protect Harry and his peers.
そこには、吸魂鬼がたむろっていた 守るために ハリーとその仲間を。

(以上、Wikipediaの各作品ページ)




この粗筋(Synopsis)を見ても、初めての人はさっぱり分からないですよね(笑)。ただ、それだけこの原作も、映画も、ストーリーは仔細に組まれていて、調べれば調べるほど、色々なことが意味があったりして、すごいのひと言です。

第四作では、ストーリーの全体像を見渡そうとするひとつの節目を迎えていますが、主人公のハリーポッターの生誕に秘められた謎に近づいている実感が味わえます。しかし、深まる謎と、大胆になる映像表現、そして成長するキャラクターなどなど、見所満載はたまりませんなあ〜。


TriwizardTournament



For legions of Harry Potter fans, the coming of a new film,
大勢のハリポタファンからすると、次の新作映画は

the fourth adapted from J.K. Rowling's hugely successful literary series,
第四作、JKローリングの大成功シリーズは

is all they need to know. For nonfans or parents who accompany children,
必見だ。ファンでなくても、あるいは親御さんもお子さんをともない、

there is this: The movies keep getting better and better.
映画はよくなっている

Where the first two films stood in awe of Rowling's work with all its magic and trickery,
そこで最初の2つの映画で驚いたのは、ローリングの作品だ まさに魔法のなせる業

"Prisoner of Azkaban" and now "The Goblet of Fire" look more deeply into the developing human drama.
アズカバン(前作)と今作は、より深く、ヒューマンドラマに。

As the three young protagonists move into their teens,
3人の若い主人公たちもティーンネイジャー。

they become more recognizable as young people rather than young wizards.
彼らはもっと見識がつく 若者として 魔法使いの若手というより。

They confront such coming-of-age issues as hormonal urges, questions of identity and peer pressure.
彼らが直面するのは、成年になるときの問題、異性への関心や、個の確立、仲間意識。

They confront, in other words, emotions and experiences faced by all teenagers. Magic can't help them here.
別の言葉、感情、経験からいくと、同じ年頃の人が抱えるのと同じ。魔法では解決しない。

(以上、The Hollywood Reporterではたくさんのレビューもあります。)




確かに。魔法が解決してくれることは、決して人間の内面にまで及ばないみたいですね。何か、そう考えると、科学技術などの問題と同じことが分かります。





さて、この作品のことを僕が深く語るのはナンセンスのような気もします。面白かったブログからの指摘をご紹介します。また、続編では、ハリポタのサイトに豊富に用意されたゲームをご案内してみましょう。



▼いつもの通り、参考となるブログです。

シネマカフェ・ネット、映画情報はこちらでチェック(特集もあります)
「対抗試合のくだりが好きな・・全く違和感なくすっとハリーの世界に」(僕も好き)
「注目の新キャラ“マッドアイ・ムーディー”」(目ん玉、飛び出しそう)
「深夜1:00からの先行上映・・今回は映画でも良い感じな印象」(お疲れ様)
「第四巻目・・は今まで以上にエキサイティングで核心に迫った物語」(まだあと三作)
「ハリー・ポッターと賢者の石 がやっぱイチバンかな。」(いろんな意見)
なかには、冷たいツッコミも心地いい(ネタばれ注意)
「普通は回数を重ねると中だるみする・・けど、毎回スケールが大きくなって」(#^.^#)
「原作を読んでいる家内の話では・・」(我が家と同じ構図)
「以前から一寸疑問に思っていました・・年齢制限」(どっかで区切り?)
「原作を読んだ上での鑑賞・・物語を見せるのは何と言っても、演出」(拍手喝采)
「フラーが・・4割増しくらいで可愛かった」(目の付け所がCool!)



Posted by cancheer 12:36 AM | 固定リンク
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Posted at 2005.11.24 13:54
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