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May 2007
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「エリザベスタウン」(Elizabethtown)という小さな街での数日間が、天国から地獄への悲哀を味わった若者の心を癒しました。アメリカンドリームを手にしつつあった彼が、アメリカンフィアスコ(大失敗)とも言える奈落の底へと突き落とされ・・生きていく希望をなくしかけていたのです。 「本物の英語」がお届けするのは、 映画・雑誌・洋書等のガイダンスです。
"As someone once said, there's a difference between a failure and a fiasco," 主人公ドリューDrew Baylor(Orlando Bloom)がそう口にすることで展開されるこの物語は、世界的な靴メーカーのスターデザイナーが転落するところから始まります。史劇がすっかり板についていたオーランドブルームですが、多少にやけたその表情が、若輩のまま頂点で輝いた人物像とずばり重なっていました。
この巨大企業が蒙った損失は約10億ドル。魔法の靴が完成したと、大歓声を上げていた開発チームですが、ふたを開けて見ると返品の山。何ともひどい(atrocious)商品となったものです。“million”(百万ドル)じゃない、“billion”(十億ドル)だ・・。日本円なら、1000億円を超える額です。どんな大企業でも、ぶっ倒れてしまうほどの数字ですよね。こんな損失が出るほどの大仕事をやってみたい(笑)。
大失敗とは、みんなからの期待を集め、果敢に挑戦できた者たちのみに許される経験です。僕の「夜明け前」的にも、ジーンとくる言葉です。挑戦できる人間や、責任を背負っている人間に対して、僕は、心からの尊敬と、できる限りの協力を奉げたいといつも考えているからです。 さて、映画のストーリは、いつものようにサイトを引用しながらご紹介していきましょう。映画の公式サイト(米国版)にはプロダクションノートにこうあります。 ---Production Note---
A uniquely crafted comedy set in the key of life," Elizabethtown" is the story of a truly unexpected romance that develops against the backdrop of a hilariously elaborate memorial. A life-affirming, comic fable that takes on matters of life and death in a suprising and heartfelt way, "Elizabethtown" is the journey of a young man turned in an unexpected direction and the woman who helps him brighten his outlook on the world around him. 映画評論サイトからも引用してみました。 Drew (Orlando Bloom), the young hero of Cameron Crowe's enchanting new comedy, "Elizabethtown," (以上、SEATTLE POST-INTELLIGENCER MOVIE CRITIC。)ドリューは、若い主人公 キャメロン監督の 魅力的なコメディ is a former golden-boy designer of a Nike-like Portland shoe company whose six-year-long, personal project has just produced the Edsel of tennis shoes. Not just a flop or even a spectacular failure but a billion-dollar-losing "fiasco" that is about to be screamed from the covers of the nation's business journals, make his name synonymous with catastrophe and leave him no career option beyond hari-kari. そう、だからやけになった彼は絶望の淵で、自殺マシンを作ってしまいます。そして刃先をみずからに向けようとした瞬間、彼の携帯電話が鳴り出しました。
And just when it seems things can't get worse, (同じ誌面からの続きでした)まさに、事態が最悪だというところで、 he gets word that his father has dropped dead while visiting relatives in his Kentucky hometown of Elizabethtown, and, as the oldest son, Drew is expected to journey there and take care of the funeral arrangements.
この作品の見せ場は、アメリカ南部の小さな村の伝統や文化の違いが随所に描かれていること。特に土葬と火葬の議論では、地元の人との論争になっていました。よく、日本人は、アメリカを歴史のない国なんて表現しますが、地域によってはあてはまりません。移民の国とは言え、祖国があり、移民一世たちの苦労があり、ある地域では歴史やつながりを重んじ、ルールや宗教なども市民生活の中に根ざしているからです。 その先端の先端に、世界のひのき舞台に立つドリューがいます。初めて会う人も、血のつながりがある親戚も、人生の接点があるということだけで、失意のどん底にあった彼に笑顔をふりまいてくれていました。それが、彼にとってのエリザベスタウンでした。
北米火葬協会(CANA、The Cremation Association of North America)のサイトをのぞいてみましょう。 History of Cremation
(以上、CANAが記す「火葬の歴史」です。)Scholars today quite generally agree that cremation probably began in any real sense during the early Stone Age -- around 3000 B.C. -- and most likely in Europe and the Near East. By the time of the Roman Empire -- 27 B.C. to 395 A.D. -- it was widely practiced, and cremated remains were generally stored in elaborate urns, often within columbarium-like buildings. However, by 400 A.D., as a result of Constantine's Christianization of the Empire, earth burial had completely replaced cremation except for rare instances of plague or war,・・ Modern cremation, as we know it, actually began only a little over a century ago, after years of experimentation into the development of a dependable chamber. When Professor Brunetti of Italy finally perfected his model and displayed it at the 1873 Vienna Exposition, the cremation movement started almost simultaneously on both sides of the Atlantic.
“Is it Wrong for Christians to Choose Cremation?:” 宗教の教義との整合性を図ることは、信徒にとって非常に大切です。現在、アメリカでの火葬率は25%を越えたぐらいだとされていますが、2010年には、40%をとの声も上がっています。
The dramatic swing towards cremation has happened in less than two generations. (以上、BBCのRelationship特集です。)劇的な変化が 火葬へ 始まったのは まだ二世代に満たない。 After World War II, the Government and local authorities encouraged it as an efficient and convenient method of disposing of the dead and as a way to providing and maintaining cemeteries. The cremation movement's campaign slogan was 'Save the land for the living'. Today there is a trend back to inhumation or burial of the body in a grave. The rise in cremations has levelled out・・
#「キャメロン・クロウ節ともいえるコミカル×シニカル×ミュージカル」(最高の映画評ですね〜\(*^▽^*)/)
Posted by cancheer 07:15 PM | 固定リンク
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「エリザベスタウン」Elizabethtown【その2】
キャメロン・クロウ監督の最新作。「あの頃、ペニーレインと」と同じく監督自身のパー 「「USAのんびり亭」映画情報」のサイトから Posted at 2005.12.05 11:15
映画>エリザベスタウン
絶望の淵から叩き落されて、這い上がる。でも楽しそうだから面白い。 物語は新製品を 「RAKUGAKI」のサイトから Posted at 2005.12.08 05:54
エリザベスタウン
こんばんわ、桑原です。 さっきネットサーフィンをしていたらすごい映画を見つけてしまった。 その映画とはずばりこれです↓ 主演:オーランドブルーム、キルスティン・ダンスト 監督:キャメロン・クロウ 制作:ポールワーグナー、キャメロン・クロウ、トム... 「ミュージックファクトリーの音楽・映画情報」のサイトから Posted at 2005.12.10 01:39 |
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