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May 2007
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お知らせ(7)
本物の英語情報:Magazine; Books; Movies(73) 英語を学ぼう:Let's English(11) 世界の空(中国特集):World and China(14) いいじゃない:Don't worry(20) かわいい兄妹:Tecodeko(28) |
映画『Sayuri』(日本版)、“Memoirs Of A Geisha”(米国版)はともに順調な観客動員を続けているようです。僕はこの作品を、実は、12月上旬の公開早々に鑑賞していました。しかし、なかなか、文章にすることができず、2006年最初に紹介する映画として、このタイミングになりました。 「本物の話題」を「ホンモノの英語」でお届けします、 ニュースから、映画・雑誌・洋書のガイダンスまで。
従来、『夜明け前』のサイトの一部は、『世界、ちょいびき!』(“英語で歩く、噂の現場”コーナー)でもほぼ同じ内容でご紹介していました。今後は、まず『世界、ちょいびき!』の記事をご案内し、こちらではその補完という役割を担いたいと思います。 (両サイトは統合予定ですので、それまでの経過措置です。)
日本国内では、肯定派・否定派の真っ二つに分かれているような印象を受けました。日本人にとって、自国を代表する文化の「芸者」が取り上げられ、些細な相違点や違和感が気になるからでしょうか。もっとも多かった指摘は、英語と日本語が不明瞭にミックスした描き方。しかも、中国の役者を使ったものですから、日本人の観客は余計、混乱してしまったようです。監督のインタビューを紹介したサイトがあります・・ 誤解されやすい点だと思いますが、日本人が、日本人の常識をもって見る映画ではないということですね。事実に基づいた創作であり、芸者の世界に見る女性の美の追求という点に主眼が注がれています。もちろん今日でこそ、「女性の美」のあり方は多様になっていますが、当時の女性は、高位な男性を魅了(旦那を獲得)してナンボという立場に置かれていました。そのため、男に愛されるためには何が必要か、考えられる要素すべてを磨き、示さなければなりませんでした。それが出来たプロフェッショナルな女性のことを、「芸者」と呼ぶのです。単なる売春婦や愛人ではなかった・・この視点を、いかに他国の観客に示すかが、勝負だったと言える映画ですね。外国人による外国人のための外国人の映画、これがキーワードです。
・・の三役は中国(系)人でした。日本は、話題だけである程度の観客を見込めることは確実でしたから、渡辺謙の他、役所広司まで起用したことが僕には驚きでした。桃井かおりは、文句なくハマリ役でしたね。 原作を読むまでに挑んだこの映画で、僕がやや戸惑ったのは、この作品が前提とした時代は第二次大戦中だったということ。僕の時代感覚は明治時代の初期くらいになっていました。そう言えば、Sayuriの幼少時代である昭和初期の漁村や、大慌ての近代化とは距離を置く京都花街が舞台なのですから、同じ時代でも東京や横浜などとでは違って当然ですね。
I suspect that the more you know about Japan and movies, the less you will enjoy "Memoirs of a Geisha." Much of what I know about Japan I have learned from Japanese movies, and on that basis I know this is not a movie about actual geishas, but depends on the romanticism of female subjection. (以上、Reviews::Memoirs of a Geisha―rogerebert.com)もし日本についてよくご存知の方がいたら、あまり楽しめなかったのではないだろうか。日本の昔の映画で学んだことだが、この作品は、現実の芸者のことを伝えたものではないようだ。女性が奉仕することをロマンチックに描こうとしたらしい。 I am not disturbed in the least that the three leading Japanese characters in the film are played by women of Chinese descent. This casting been attacked as ethnically incorrect, but consider that the film was made by a Japanese-owned company; the intent was not to discriminate against Japanese, but in favor of the box office. 最後に、僕のこの映画での一番のお気に入りは、Sayuriの少女時代(Chiyo)を演じた大後寿々花(おおごすずか)ちゃん。可愛いね。あんまり書くと、ロリコンと思われるから、ここまで!!
# “あの、色彩や雰囲気は、日本人の監督が撮ったら、ああはならない”
Posted by cancheer 04:10 AM | 固定リンク
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シネマ日記 SAYURI
中国と日本をミックスしたオリエンタルではあるが、ジャパニーズではない映画。しかし、予想していた違和感は、意外に気になりませんでした。 母国語が英語の方のために、日本の 「skywave blog」のサイトから Posted at 2006.01.06 15:55
映画『SAYURI』
「帯を結ぶのは得意だ。帯を解くのもな…。」 映画3作品連続鑑賞!2本目!! 上映 「うっかりはんぞう」のサイトから Posted at 2006.01.06 23:54 |
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