cancheerの考え方
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古田新監督でCM?、「大人のDS」

日付

2006.01.13

「監督、監督、(投手を)変えたほうがええんとちやいますか。もう限界ですね。」「まだええやろ、しっかり鍛えろって言うたれ。こっちも鍛えとんねん。」(古田ヤクルト新監督)。ベンチでは、大人のDSトレーニングに興じる古田新監督。そんなギャグCMを思い浮かべそうな古田さんのブログでした。


ニュースから、映画・雑誌・洋書のガイダンスまで。


川島隆太教授(東北大学)の「大人の計算ドリル」ってタイトルの積みあがった本を、やや冷ややかに見ていたのが僕です。興味ないに等しかったこの本が、やがてたびたび視界に入ってくるようになると、逆に、意地でも読まないとそっぽを向いていました。ハハハ・・・僕の性格ですね。日本ではご存知の通り、大ヒットし、通常はゲーム発売後、落ちていくはずの売上が、敬老の日に再び上昇するなど、とにかく、かつてのゲームのイメージを覆しました。その、川島教授のシリーズが、日本での実績を引っさげ、いよいよ鳴り物で入りでアメリカに上陸するんだとか。その真相が明らかになり始めたので、『世界、ちょいびき!』で取り上げてみました。


●英語版が登場・・「脳を鍛える」で英語も?
    〜英語で歩く、噂の現場〜『世界、ちょいびき!』

私自身は、三回ともチャレンジして脳年齢「50代」だったので、「いい加減なソフトだ」などとちょっと不機嫌でしたが、コマーシャルの松嶋奈々子さん(女優)、そしてブログ上で「買っちゃいました」と告白する古田敦也さん(プロ野球選手)の結果を見て、少々ニヤリ(笑)。お二人がはまるんだから、この川島教授監修のソフトは、見事にゲームの概念を変えてしまいましたね。実際、ターゲットが熱しやすく冷めやすい若者でないことから、売上の推移もロングランを記録。2005年5月に発売して以降、演歌のような売上曲線を描き、販売から数ヶ月も経つ敬老の日には再び売上の数字が伸びるなど、ゲームとしては異様なブームとなりました。・・【続きを読む】
  ○大人の計算ドリルは、英語版の本にもなっていた。
  ○気の早いアメリカのサイトは、輸入した日本語版でレビュー。
  ○ついに英語版のスクリーンショット登場
ぜひ、英語を楽しんでください。



ちょっと先取りしたアメリカ版のレビューでは、川島教授のこと(あの顔画像)を、“creepy professor”(薄気味悪い教授)と紹介しているのが笑えました。実際、彼のシリーズ本の数はすごいですね。一気に、時の人になってしまいました。計算から、音読から、英会話、料理まで・・。


プロ野球界の人気者に古田さんっていますよね。彼のブログ【GO】も非常に有名なんですが、任天堂DSを「買っちゃいました」ってコメントがあって、「大人のDSトレーニング」に奮闘する様子を克明(笑)に書いておられました。ここに、この商品が売れた理由が明らかになっていたので、思わず、フフ〜ンと感心してしまった次第です。


○「今年の欲しいものは何ですか?」・・みんな揃って「DS」・・PSPが人気だと思っていたのでちょっとびっくり

○大学教授が「脳は体力と一緒で鍛えなければ衰えるばかり」・・確かにそうだろう・・脳がほんとに鍛えられるのか?、また俺の脳年齢はいくつなのか?・・疑問を解消するには購入するしかない

○松嶋菜々子には負けられへんなあと思いながら、いざスタート

○結果発表、「あなたの脳年齢は」・・げっ!?

○今年は体も頭ももっと鍛えなきゃ!と誓いを新たにしました。


本文はもっと面白いですよ。「おかん」とのやりとりが最高。それにしても、この商品は、口コミがじわじわと広がり、ブームに消極的な大人の背中をそっと後押ししました。しかも、☆「健康」☆と言えば、誰もが感心をもつ究極のコンテンツ。そこに、至極、馴染みやすい、当たり前の言葉を添えて、こちらを引き込んでいきます。気が付けば、あいつには負けられんとか、おれはどうだろうとか、闘争本能が駆り立てられ、気付けば、自分に前向きなメッセージを与えて、満足♪と・・まあ、完璧なプロモーションです!!


僕も、マーケッターの真似事をしている以上、学ばねば・・学ばねば。

ついつい、こちらもあらたな誓いを立ててる始末。最後まで、この商品のプロモーションに踊らされている僕でした。(商品にはあっという間に飽きてしまった・・僕には続かないのだ。)




▼この商品のコメントに触れいてるちょっと変わった視点のブログです。

“「最近の一番の悩みは休みがないことですが、その次に気になるのが物忘れがひどくなったこと。”
  →森永卓郎さんも始めてました(夕刊フジBLOG)
“このソフトにはゲーム脳より怖い「隆太依存症」の危険性があるそうです”
  →c572 blog テキトーにウダウダ書き散らかしてみる
“DSの面白さが今までのゲームと違う理由はズバリ、タッチペンでの操作”
  →vivid glowsさん
“ちなみに「お手軽診断」の中に「筆跡診断」というものが・・私は・・”
  →サムライ大将の砦さん



Posted by cancheer 02:25 PM | 固定リンク
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古田さん、任天堂DSのCM代もらえば?
今回は、任天堂DSの大ヒットの話題で盛り上がっているさなか、飛び込んできた、「脳
「夜明け前 I can cheer you up!!」のサイトから
Posted at 2006.01.13 18:25
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