cancheerの考え方
タイトル

「スタンドアップ」ナレーションを刷新

日付

2006.01.16

『スタンドアップ』は、最初、見に行くつもりのなかった映画です。僕も例にもれず、予告編を見て観に行くかどうかを決めていますが、日本のナレーションから伝わってきた印象はまるで別物の映画。さすがにたまりかねて、自分で作り直してしまいました。


ニュースから、映画・雑誌・洋書のガイダンスまで。


以下、米国版の公式サイト【GO】の予告編を参照してください。
また、日本語版の公式サイト【GO】と比較してみてください。



女は過去を語ろうとしなかった。

女は母親として今を精一杯生きようとした。

女はみずからの手で、新しい歴史を作ろうとした。

そう、自分のため、愛するわが子たちのため。しかし・・・



立ちはだかったのは、いじめという壁

セクハラ、いたずら、侮蔑、屈辱、中傷、脅迫、抑圧、レイプ

男たちの職場が、会社が、同僚の女たちまでもが、女を追い詰めた。

そして、女の父も、再び、背を向けた。



この物語は、闘いを決意した女の勇気に奉げるものである。

彼女が本当に守ろうとしたものは何だったのか。

たったひとつの勇気が、波紋を広げたその先に、

今の私たちがいることを忘れないでいたい。




創作ナレーション、ご覧いただき、ありがとうございました。あまり大差なかったですか(笑)。気を取り直して、『世界、ちょいびき!』では史実の側の情報をお伝えしてみましたので、よろしければご一読ください。


●セクハラ訴訟、立ち上がれたのは愛情の力
    〜英語で歩く、噂の現場〜『洋画でちょいびき』

彼女はその、北の故郷に戻ってきました。愛する子供たちをともなって、炭鉱のある町へと戻ってきたのです。母の手ひとつで、彼らを育てようと決意する彼女ですが、今日で言えば到底理不尽なことが、彼女のたくましき決意とささやかな願いを無慈悲にもに打つ砕こうとします。彼女が受ける傷は、さらに奥深く突き刺さり、おそらくは昔の古傷をもうずかせたに違いありません。主人公役を演じるCharlize Theron(シャーリーズ・セロンさん)自身もつらい過去をもつのだそうで、この役に彼女の思いをだぶらせていたのかもしれません。今回は、史実をもとに制作された骨太の社会派映画を、史実の側からご紹介してみます。・・【続きを読む】
  ○“PARTICIPANT PRODUCTIONS”という制作会社の謎
  ○このセクハラの時代的背景には何があったか
  ○実際の事件のタイムライン
ぜひ、英語も楽しんでください。


僕は、昔からいじめに対して過剰なまでに怒りを覚えてきました。小学校の頃にたった一度、自分自身も共犯の轍を踏んだことがあります。それが、いまだに脳裏から消えてくれません。それ以来、群れない、媚びない、逃げないを目標に、闘う必要があるときは実名で声を挙げてきました。おかげで、煙たがられるときも少なくないですけど・・ね。


だから、僕自身も、この映画の中では何度も拳を握り、悔しさと歯がゆさで肩を震わせてしまいました。最初は、主人公の女性の気の強さや「男性遍歴」などの話が頭をよぎり、複雑な心情でいましたが、後半には心から、彼女のことを応援していました。


今日、女性への露骨な差別を、僕自身はあまり目にしたことがありません。むしろ、やさしくて、柔軟な男性が増えたなあという印象のほうが強くて、少し図に乗りすぎている女性たちという思いも芽生えつつありました。しかし、よくよく女性たちに話を聞いてみたら、やっぱり僕自身がずいぶん見落としていたことを知らされました。昇進できる女性は、男勝りになるか、男に媚びるしかないなんていう言葉は、特に強烈でした。いまだに・・。被害にあっていないと、なかなか気付いてあげられませんね。



この映画で分かったこと。それは、本当の勇気が、うすっぺらな正義感から生じるのではなく、深い愛情からくるものだということ。そして、僕らは、そんな勇気ある人々を他人事のように見殺しにしてはいけないこと。なぜなら、社会を変えていく力は、その勇気から始まるのです。みすみす、社会に芽生えた勇気をつむいでしまわないことが重要なのだと思います。



▼日本版の予告編には、僕以外にも疑問の声が多かった?!

映画生活

“「村社会」の事なかれ主義と「男中心」の考え方がいかに彼女を追い詰めて・・”
  →エンタメ!ブレイク?さん
“どうして映画配給会社の宣伝は、的外れなんでしょうね”
  →落穂ひろいさん
“あんなノリのCM・・ハートウォーミングな映画だと思っちゃうじゃないか”
  →Caffeine Moleculeさん
“TVCM・・作品の厳しいところを‘におわせる’映像を一切排除してる”
  →YUKINOSHITA PRESSさん
“全編を通じて父親役のリチャード・ジェンキンスの演技は実に素晴らしい”
  →Rohi-ta_site.comさん
“想像以上に女性が働くってタイヘンなんだなぁ、と思うこの頃”
  →かんこのスイッチさん
“一方で監督は労働の喜びも描いて・・自立し、家族を支える術を手にした”
  →エリ好み★/ウェブリブログさん
“『シンデレラマン』を見て、父親の気持ちに共感・・基本的には同質”
  →Dead Movie Society★映画三昧★さん
“何故、人間はマイノリティーを迫害するのでしょうね?・・人間の歴史なのです”
  → MY HIDEOUT 〜私の隠れ家〜さん
“ここまでくると、男どもに同情の余地はない・・多勢の中では流されて”
  →ネタバレ映画館さん



Posted by cancheer 07:17 AM | 固定リンク
この記事のトラックバックURL:http://kupppy.s57.xrea.com/x/mtsys/mt-tb.cgi/337
TRACK BACK
スタンドアップ
 悪○じゃないショーン○ー○が○ても○かった。フランシス○ク○ーマン○もオスカー助演女優賞ノミニーがかなり○○だ!  伏字がいっぱい必要なほど露骨なセクシャル・ハラスメント。ここまでくると、男どもに同情の余地はない。女性の多い試写会での鑑賞だったから、...
「ネタバレ映画館」のサイトから
Posted at 2006.01.16 09:09
スタンドアップ
今年初の1日3本映画DAYです。一本目は最近のハリウッドでこの人以上の演技が出来る女優さんはいないのでは?というシャーリーズ・セロンの映画です。すごく期待している映画です。 夫からの暴力から逃れるため、帰郷したジャージー。彼女は、2人の子供を養うため...
「Alice in Wonderland」のサイトから
Posted at 2006.01.16 11:00
『スタンド・アップ』★★★★★95点
『スタンド・アップ』公式サイト 制作年度/国;'05/米 ジャンル;ヒューマン               配給;WB  上映時間;124分 R-15 監督;ニキ・カーロ 出演;シャーリーズ・セロン/フランシス・マクドーマンド/ウディ・ハレルソン/ショーン・ビーン観賞劇場...
「ヘーゼル・ナッツ☆シネマ カフェ」のサイトから
Posted at 2006.01.16 13:31
スタンドアップ
骨太の労働問題映画でした
「エリ好み★」のサイトから
Posted at 2006.01.16 16:02
スタンドアップ
【映画的カリスマ指数】★★★★★  あたしはうつむかない。一人でも立ち上がる。    
「カリスマ映画論」のサイトから
Posted at 2006.01.16 16:06
スタンドアップ

「お熱いのがお好き」のサイトから
Posted at 2006.01.16 16:18
スタンドアップ
出る杭は 叩いてダメなら 抜いちまえ   どんなに立派な指導者でも、出る杭は引っ込めるために叩くマネージメントをするし、ダメなら抜いちまうそうだ。ジェンダーとは元来持ち味や個性をお互いに認めるべきものとしてあるはずなのに、認めたくないためにガキンチ...
「空想俳人日記」のサイトから
Posted at 2006.01.16 19:05
「スタンドアップ」素顔のままで
「スタンドアップ」★★★☆ シャーリーズ・セロン主演 ニキ・カーロ監督、2005年アメリカ 炭鉱で働く 女性達の働く平等を 勝ち取るというテーマ。 映画はていねいに 主人公の心の内面に焦点をあて、 差別だけでない、 人間として生きることの苦難さも見せ、...
「soramove」のサイトから
Posted at 2006.01.18 07:55
「スタンドアップ」素顔のままで
「スタンドアップ」★★★☆ シャーリーズ・セロン主演 ニキ・カーロ監督、2005年アメリカ 炭鉱で働く 女性達の働く平等を 勝ち取るというテーマ。 映画はていねいに 主人公の心の内面に焦点をあて、 差別だけでない、 人間として生きることの苦難さも見せ、...
「soramove」のサイトから
Posted at 2006.01.18 08:08
感動実話対決新年参戦!『スタンドアップ』速報
「子供が仕事をもってきてくれる」…… 不思議なんだけど、実際よくある現象なんだよねえ。 子供がいない人には実感が湧かないだろうとは思うけど、 例えば『シンデレラマン』が、そうだったでしょ? 『ハリー・ポッター』の原作者J・K・ローリングスも、 生活...
「Dead Movie Society★映画三昧★」のサイトから
Posted at 2006.01.19 06:36
映画:「スタンドアップ」
監督: ニキ・カーロ 出演: シャーリーズ・セロン、フランシス・マクドーマンド、ショーン・ビーン、ウディ・ハレルソン、シシー・スペイセク 原題: NORTH COUNTRY 制作
「遠慮無く…書くよ!」のサイトから
Posted at 2006.01.19 10:08
【劇場映画】 スタンドアップ
≪ストーリー≫ 子供を連れて故郷に帰ってきたジョージー。鉱山の町としての伝統を育んできた町の住人たちは、10代で息子を産んでシングルマザーとなり、父親のちがう娘を連れて、戻ってきたジョージーに“身持ちの悪い女”と冷たい視線を向ける。そんな中、ジョージーは...
「ナマケモノの穴」のサイトから
Posted at 2006.01.19 19:03
大切なものを守るために立ち上がった女性◆『スタンドアップ』
1月16日(月)TOHOシネマズ木曽川にて 暴力の耐えない夫のもとから、二人の子供を連れて実家へ向かって飛び出したジョージー(シャーリーズ・セロン)。しかし、実家の父親は彼女を暖かく迎えてはくれなかった。早く自分の家を手に入れ、子供たちと三人の暮らしをした...
「桂木ユミの「日々の記録とコラムみたいなもの」」のサイトから
Posted at 2006.01.19 23:14
シネマ日記 スタンドアップ
「North Country」、邦題が「スタンドアップ」。観終われば、なるほどと納得します。 [[’PARTICIPANT PRODUCTIONS’:http://www.participate.net/]]アメリカのネット・オークション’イーベイ’の創業
「skywave blog」のサイトから
Posted at 2006.01.21 15:04
スタンドアップ
●『スタンドアップ』2006年1月14日公開。うっ!またもアカデミー賞候補。この時期多いよね。美人なのに汚れ役が多いような『モンスター』は本人かわからないくらい目茶苦茶な顔になってましたね。今回もなんだか苦労してる人を演じてそうな地味な主人公ま...
「映画鑑賞&グッズ探求記 映画チラシ」のサイトから
Posted at 2006.01.22 02:16
スタンドアップ(映画館)
私なんか、と何度も思った。お前なんかと、と何度も言われた。 それでも、立ち上がってみようと思った。 CAST:シャーリーズ・セロン/フランシス・マクドーマンド/シシー・スペイセク/ウディ・ハレルソン/ショーン・ビーン 他 ■アメリカ産 124分 いや〜またシャー...
「ひるめし。」のサイトから
Posted at 2006.01.22 14:09
映画館「スタンドアップ」
暴力夫から逃げ出し、子供を育てるために鉱山で働くことになったジョージー。しかし鉱山の世界は男の世界。そこに女が入ることによって男達の卑劣な嫌がらせが始まる。。。 性別差別のような気もしますがこういう世界って男女問わず虐めってありそう。小さな世界で作ら...
「☆ 163の映画の感想 ☆」のサイトから
Posted at 2006.01.22 22:22
スタンドアップ 評価額・1200円
●スタンドアップをTOHOシネマ浜松にて鑑賞。 子供を連れて故郷に帰ってきたジョ
「Blog・キネマ文化論」のサイトから
Posted at 2006.01.22 23:34
「スタンドアップ」〜シャーリーズ・セロンの魅力再認識
 映画好きの人には笑われると思うが、僕は「サイダーハウス・ルール」(1999年、ラッセ・ハルストレム監督)でのシャーリーズ・セロン(30)しか知らない。当時、正統派のアメリカ美人女優が現れたな、と思ったものだ。その後、「モンスター」という作品で、13キ...
「万歳!映画パラダイス〜京都ほろ酔い日記」のサイトから
Posted at 2006.01.25 23:16
起立ではなくって・・・
スタンドアップとは、英語で 恐れずに立ち向かう とか、擁護するという意味もある。 公開当日に見た映画「スタンドアップ」 (オリジナルはNorth Country)。 地味な映画なのだが、中身が濃く、同じ女性として 涙なしには見られない映画。
「billabong」のサイトから
Posted at 2006.01.30 20:24
スタンドアップ
この作品のレビューに関して言えば、多分、男性と女性では随分感想や作品の見方が違う筈だと思う。予め申し上げておくが、もし何か女性方に失礼な表現があったとしたらお許しを願いたい。この作品に限って言えば、男性では全く気づかなかったり、普通に使ってしまう言葉...
「利用価値のない日々の雑学」のサイトから
Posted at 2006.01.31 22:41
スタンドアップ
スタンドアップ 特別版 原題: North Country (2005) 2006年1月14日日本初公開 公式サイト: http://wwws.warnerbros.co.jp/standup/# 池袋・新文芸座 2006年4月19日(水)1時15分からの回 (併映作品: 『Mr.&Mrs.スミス』) ゴウ先生ランキング: A-
「映画と本と音楽にあふれた英語塾」のサイトから
Posted at 2006.04.29 13:39
-
YAKM_Tekodeko_SF_234.jpg
YAKM_Tekodeko_SF_377.jpg
YAKM_Tekodeko_SF_197.jpg
YAKM_Tekodeko_SF_269.jpg
YAKM_Tekodeko_SF_579.jpg
YAKM_Tekodeko_SF_770.jpg
YAKM_Tekodeko_SF_208.jpg
YAKM_Tekodeko_SF_614.jpg
YAKM_Tekodeko_Chinatown092.jpg
YAKM_Tekodeko_ikebukuro.jpg
YAKM_Tekodeko_SF182.jpg
-
このページの先頭へ戻る HOME