cancheerの考え方
タイトル

デザインの原点は「素」を見出すこと

日付

2006.02.01


プロジェクト召慮綏冏崛箸箸靴謄好拭璽箸靴プロフェッショナル仕事の流儀。もう第4回ですが、ターゲットが佐藤可士和氏とのことで、。特に、プレゼンで、あんたに高い金を払ってるのに・・と言いたげな表情の顧客企業を見たときが一番笑えました。

 

「まあ、いいじゃないか」という、気楽&独楽コメントコーナーは、
書評、社会評論などを前向きに行います。英語はお休みです。


佐藤氏の作品は、一見、簡素なものが多いようです。凝りに凝って登場する派手な商品たちの中に埋もれてしまうのを嫌ってのことでしょうか。彼の口からも、「本当に広告は見てもらえないと思っている」とのこと。僕がコンサルをしていたときも、一秒に満たない攻防と説明して議論をしていましたが、彼の言うインパクトの大切さは、実感をもって聞くことができました。



彼は「本質をつかめ」と言います。僕がコンサルをしていたときも、師匠に一番言われた言葉です。今年に入ってからは、彼の手がける初の工業デザインが話題になっていますが、FOMAの新モデル「N702iD」。競争の激しい携帯電話で、技術的な制約も多いでしょうから、その差別化は、本当に難しかったのだと思います。番組では、NTTドコモの責任者や担当者がずらりと並ぶ中でのプレゼンテーション。期待が募る佐藤案の発表に、唖然とする一同。いくら、シンプルを是とする佐藤氏とは言え、これでは手抜きもいいところではと言いたげな人もいましたね。



僕のときは、ほんの小規模でのプレゼンですが、それでもあんな風に唖然とする空気を感じたことはしばしばです。居並ぶ人たちは三つくらいに分かれます。プロとしてのこちらを信用し、場の雰囲気を変えようとする人。理解できないのは自分だけだろうかと周りをキョロキョロする人。そして、まったく理解できないで倒れそうになっている人(笑)。佐藤氏をもってすら、この雰囲気なのだから、僕のときの厳しさは当然だろうな・・と思わず苦笑。


デザインの本質は、僕にはよく分かりません。しかし、モノを売りたいと考えるときの本質は、デザインにも共通してあるのだと思います。そのモノの「素」としての価値。それを手にとってくれるであろう「客」たちとの距離。その間にはいくつもの商品が散らばっているのでしょうが、それを飛び越えて、二つをつなげるものは何だろうか。その一本の、細い細い糸を見つけ出すのが、商品・事業開発を手がける人の最初に考えることなんだろうと、僕は解釈しています。それが見つかれば、その糸をいかに強く、太く補強していくかは、言葉やデザインや工夫という知恵であり、また、時間やお金をつぎこんでの作業になります。



それにしても、佐藤氏が転機となった出会いが、コピーライターというのは興味深いです。僕が、デザインに興味を抱いて、その次に取り組んだのはキャッチコピーでした。いくら華やかに着飾っても、本質は、たったひとつに込められていると実感した瞬間です。いやあ〜、新入社員として上場企業に入ってから転々としつつ、ずっと、新事業・新商品ばかりを触らせてもらえた僕にとって、「やっぱり面白い」と思える現場の紹介でしたね。




▼佐藤可士和氏の作品というだけで今やブランドになっていますね。すごい!

“唯一最近楽しみ・・NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」”
  →0708blogさん、「ドキュメンタリーのVをみると、やっぱ凄い」
“表現には引き算が大切・・無駄なものを排除し本質だけ=美しい”
  →KouK@i日誌さん、ナイスなひと言
“5名のスタッフに対して事務所の広いのなんの!無駄なものがないのよね。”
  →rinco(29)さん、忘れっぽい脳みそをココに
“藤可士和氏らがプロダクトデザインを手掛けたFOMA の新モデル”
  →シブヤ経済新聞さんのニュース
“佐藤可士和氏が手掛けた「N702iD」”
  →K STYLE WEBSITE :: BLOG
“ 昨年の佐藤卓・・松永真、佐藤可士和、平野敬子とDocomoがコラボ。”
  →隠居日記さん、記事内リンクが充実
“ステップワゴンのCMやビール「極生」・・佐藤可士和氏がケータイ”
  →DESIGN HUBさん、「ちゃんとしたプロダクトって初めて」?
“『デザイナーズ携帯』を名乗りながら・・佐藤可士和氏・・「平面の大家」”
  →clipboardさん、「どれも欲しくねーな」
“グッドデザイン賞審査委員をお願いしている佐藤可士和さんが(NHKに)出演”
  →グッドデザイン賞主催者公式ウェブログ
“存在感・・忘れないインパクトとしての色使い、独特のタイポグラフィ”
  →北欧スタイルマンションを提供する信和住宅販売さん

 

Posted by cancheer 12:05 PM | 固定リンク
この記事のトラックバックURL:http://kupppy.s57.xrea.com/x/mtsys/mt-tb.cgi/345
TRACK BACK
アートディレクターサトウカシワ氏
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に可士和氏出演。 なんとか間に合った!
「Singleton’s Junk Yard」のサイトから
Posted at 2006.02.01 12:33
佐藤可士和デザインのケータイがDocomoから
ステップワゴンのCMやビール「極生」などのデザインディレクションで有名な佐藤可士和氏が、Docomoの新モデルN702iDのデザインを手がけていました。 氏がデザインをしたちゃんとしたプロダクトって初めてじゃないかな?(まえにTSUTAYA六本木ヒルズ店と、それに伴う...
「DESIGN HUB」のサイトから
Posted at 2006.02.01 15:06
「プロフェッショナル」に佐藤可士和登場
突然アクセスが増えたと思ったら、「佐藤可士和」と「docomo」でググったらウチがトップに出るようになっていた(笑)あらあら。氏が、31日の21:15分からNHKで流れていた番組「プロフェッショナル」で取り上げられたからですね。 佐藤可士和氏のデザインしたDocomo...
「DESIGN HUB」のサイトから
Posted at 2006.02.01 15:17
表現には引き算が大切vol.2
○「表現には引き算が大切」でNHKが取り上げたアートディレクター佐藤可士和につい
「KouK@i日誌」のサイトから
Posted at 2006.02.01 23:04
-
YAKM_Tekodeko_SF_234.jpg
YAKM_Tekodeko_SF_377.jpg
YAKM_Tekodeko_SF_197.jpg
YAKM_Tekodeko_SF_269.jpg
YAKM_Tekodeko_SF_579.jpg
YAKM_Tekodeko_SF_770.jpg
YAKM_Tekodeko_SF_208.jpg
YAKM_Tekodeko_SF_614.jpg
YAKM_Tekodeko_Chinatown092.jpg
YAKM_Tekodeko_ikebukuro.jpg
YAKM_Tekodeko_SF182.jpg
-
このページの先頭へ戻る HOME